やっぱお客さんの乗る車もやらにゃ〜ね
さて、手持ちの旧客を引っ張り出します。
確か一般公開や文化展に走らすつもりで寝台車・グリーン車以外は(静岡へ)持って来ているはず・・・物置然となっている裏の六畳間をごそごそやって、やっとこさ見つけました。
画像にはありませんが、余計なモノまで見つけてしまったし・・・
あらま、こんなに持って来てたのね(汗)。
左2列は旧パート8の42系と同じくパート16の44系などで、発売されてすぐに購入・組み立てたものです。
全て接着剤使用なので、トイレ窓の後塗りは無理・・・と思ったら、既にトイレ窓は白く塗ってありました。
当時としては画期的(爆)な事をやってたのね・・・
真ん中の列の下3両は、GMの板キット(マニ35・60)から適当に切り継いだもの、その上の2両は今回の荷物客車セットのワキ8000ではなく、パート15のワキ5000をパート14のシクレだったスニ40に見立てて塗り替えたもの。
その上の白帯はスハ43の銀窓車側面と485系サロの屋根、165系の妻板を組み合わせてスロ62風に仕立てたもので、いずれも2008年度の製作です。
その上4両から右の2列がその後にこつこつ買い溜めたもので、これらは後々手を入れるつもりで接着剤を使わずに素組みしてあったものです。
作業のし易いこのグループから攻めていきましょう。
しかし数えて見たら23両もあるぞ・・・まいったねこりゃ(汗)。
2008年度にトイレ窓だけ塗った車両。
下の何も手を加えていない車両に較べ、これだけでずいぶん雰囲気が出るのがお判りでしょう。
こちらが何も手を加えていない車両、所謂すっぴんと言うヤツです。
さて、作業開始です。
まずは車体を三枚におろしましょう(笑)。
妻板を残してあるのは向きを間違えないため。
屋根はスハとスハフとでベンチレターの位置が違うので、マーキングしておきます。
この状態でトイレの窓を塗るのですが、使用するのはガンダムマーカーでも普通の白塗料でも何でもかまいません。
荷物車の時はガンダムマーカーを使用しましたが、インクが無くなってしまったので今回はTAMIYAのエナメル塗料X-2・ホワイトを筆塗りすることにしました。
ところで、旧客の写真をいろいろ見ていたらこのトイレの窓が白ガラスから磨りガラスに取り換えられている車両が結構あるんですね。
せっかくなんで23両中12両は磨りガラス仕様にする事にしました。
磨りガラスの表現方法は、専用のスプレーなどもある様ですが、ここは手っ取り早くグレーの塗料を塗る事に。
使用したのはTAMIYAのヘイズグレーですが、それなりに雰囲気出てるんじゃないかと思います。
左2両が磨りガラス、右2両が白ガラスを表現したモノ。
窓の色入れの済んだ状態、右側の箱組みしてあるのは先にグレーを塗って磨りガラス仕様としたもの。
塗り方が雑に見えますが、裏から見れば何でもこんなもんです(ホントかいっ?)。
さて、屋根はベンチレターを塗り分けるためにマスキングします。
ガラベンは角のR部分のマスキングに苦労しますが、私はフリーハンドでテープを切ってしまいます。
小さいので多少の粗は目立ちません(笑)が、数が多いのでも〜大変。
今回の42系は各3個だからまだ良いけど、窓の数ほどズラっと並んでる44系を考えると胃が痛くなりますな・・・
下段と上段右3枚がスハフの屋根。
こうして見るとベンチレーターの位置の違いが良く判ります。
屋根の塗装が終わるのを待つ車体。
塗装が終わって屋根が載りました。
多少のはみ出しは笑って見過ごして下さい(汗)。
今度はしっかり接着剤で組み立ててあります。
さてさて、ここまでやったところで、頼んでおいたキハ181系のセットが届きました。
こちらも色々手を入れたいので、残る客車はまた後回しかなぁ。
冒頭に書いた「余計なモノ」にも手を入れにゃならん・・・まあそちらはおいおいと。
しかし、これで何をして遊びましょうね?
せっかくDD51が出るので国鉄色の重連にしてDL化後の急行「ニセコ」なんて良いかも。スハ43とスハフ42をそれぞれスハ45とスハフ44に見立て、マニ36はセットのもの、マニ60は切り継いだものを、オユ10はちょっと苦しいけどセットのマニ50で代用し、白帯だけどインチキグリーン車をスロ62-500と・・・いいね、走っちゃえば判らないもん(爆)。

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