突如発売がアナウンスされた「びわこ号」こと京阪60形です。
京阪の場合インターネットでの販売が無いため、こりゃ購入は難しいな〜、と半ば諦めていたところ、関東地域で開催されるイベントでも販売されると言う事。
先日上大岡のイベントにてブライアン・オコナー潜入捜査官・・・もといターマックさんが購入して送って下さいました。
購入整理券をもとめるため朝早くから並んで下さったそうで、感謝感謝です。
冒頭で突如と書きましたが、この車両はまったくもって予想外でした。
若いファンの中には、発売されて初めて存在を知った方も多いのではないかと思います。
当時はこんな電車が大阪のど真ん中から琵琶湖の畔、浜大津まで直通していたんですね。
パッケージ。
モデルが飛びっきりのヴィンテージ・カーのせいか、パッケージも何となくクラシックな趣です(笑)。
裏書きを見たら、静態保存されている実車を動くように整備し復活させるプロジェクトがあるんですね。
ちょっとびっくりです。
京阪ではこの製品の売り上げ利益を復活プロジェクトに寄付すると書いてありますので、たった一箱の購入で甚だ微力ではありますが、復活に協力出来たことになり、ちょっこし嬉しかったりします。
登場時と最晩年の姿をセットにしての販売は、名鉄3400「いもむし」の販売パターンと良く似ています。
早速組み立ててみました。
実車は連接車なので、先に発売された江ノ電と共通の部品構成です。
江ノ電で少し馴れたので組立ては楽々・・・って程ではない(笑)。
まずは登場時。
当時としては思いっ切り派手な塗装だと思います。
さぞかし目立ったでしょうね〜。
そして最晩年。
これはこれで京阪らしからぬ、と言うか何というか・・・
屋根上のポールなどの作り込みがなかなかリアルです。
顔のアップです。
前面パーツは登場時と最晩年、それぞれ作り分けられています。
足回りのフォルムは江ノ電同様。
連接構造を活かした結果、フロントのオーバーハングが異様に長くなっていますが、台車レリーフが黒い分、江ノ電ほど目立ちませんね。
この車両はN化せず、パンタだけ取り替えてディスプレイ用にするつもりです。
前述の様にポールとかの表現がなかなかリアルに出来ていますし、下手にいじるよりこのままでも充分見応えがあるのではないかと・・・。
可愛らしい車体は展示ケースの良いマスコットになるんじゃないかと期待しています。

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