「ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜」
2007年、日本
原作:藤子・F・不二雄
総監督:楠葉宏三
監督:寺本幸代
脚本:真保裕一
作画監督:金子志津枝
声優陣がガラリと変わって違和感あるだろうなぁって思って観たんだけど、意外と自分は受け入れることが出来ました。
今まで、ドラえもんの声を聞くと大山のぶ代さんの顔が浮かんでしまって・・・、声優の顔を知らないほうが良いかも。
もちろん自分の趣味ではなく、小2の息子と小5の娘にせがまれて観に行ったんだけど、公開から2日目、すごい混みよう

。
前作は観ていないので先入観無しに観れたと思います。
前々日にテレビで放送された「のび太の恐竜2006」のほうが感動したなぁ。
ドラミのもしもボックスを使って魔法の世界の世界を元に戻そうとした時、魔法の世界がパラレルワールドになって続いていくとドラえもんが発言しけど、「え〜違うんでないの?」って思っちゃいました。
ストーリーを支える「もしもボックス」による「もしもの世界」はけっしてパラレルワールドではなく、現実世界の出来事を置き換えているのだと理解してます。「巨大な天体が地球に衝突する危機」が「魔界による地球侵略」に置き換わったんだと。
なるほど!!・・・って思っちゃった。
だから、魔界を退けた後、元の世界に戻した時、巨大な天体による危機から脱出できていたんではないの?
パラレルワールドであれば、魔法の世界での出来事が反映されないんじゃないかな?
こうなると、のび太は「もしもボックス」で地球の危機を救ったことになるのかなぁ。
(国民栄誉賞とか、何か表彰してあげてよ〜)
実は、どうしても合点がいかなかった部分がありました。
ドラえもんが石になった未来の自分を四次元ポケットに入れたこと。
そのまま未来まで進んで過去に戻って石にされて・・・この時、既に四次元ポケットに石になった自分が入っている?
これじゃあ、おかしいじゃん。
あっ、でも、途中でドラミが予備の四次元ポケットから救出したから、未来に進む前に四次元ポケットから出されちゃってるんだね。
なんだぁ、分かったぞぉ。
こうやって考えていくと深い世界だなぁ。

0