去る9月18日に横浜市某所で行われた、グリプス戦役のテストプレイの様子をお伝えいたします。尚プレイヤーは、エウーゴをYAB、ネオジオンを篠城大地、ティターンズをたちばなゆうが担当しました。
【1〜6ターン】
おおまかには、TVに近い形のゲーム展開となった。エウーゴは、ブレックス・クワトロ・ヘンケン・カミーユを地上へ降下させる。同じくティターンズも、バスク・ジェリド・カクリコン・ガディを降下させる。両軍とも、各地での統治活動をメインに行い、大規模な戦闘は発生せず。また、両軍とも開発に力を入れたためMSの生産が進み、早くもZガンダムやガブスレイなどが登場。また、アクシズでもエンドラ級が就航し、キュベレイも完成。
【7〜8ターン】
太平洋上では、ジャミトフ艦隊がエウーゴの主力艦隊に捕捉され壊滅するが、運良くキャラクターの死亡はなし。宇宙ではサイド5を統治しようとしたエウーゴの小艦隊を、ゼダンの門から発進したティターンズの第2艦隊が捕捉するが、その交戦中にフォン・ブラウン・シティから発進したエウーゴの主力艦隊が到着し、ティターンズ側はハリオ・ロンバルディアを失って撤退した。また、アクシズが地球圏に到着し、サイド3を占拠。同時にグワダン単艦でゼダンの門攻略に挑むが撃退された。
【9〜10ターン】
ネオジオンは、アクシズをぶつけてコンペイトウを攻略。続けてサイド3より発進したジオン共和国艦隊と合流し、第2次ゼダンの門攻略戦を敢行してこれを陥落させる。地上では、エウーゴ艦隊がジャミトフ艦隊撃破の余勢を駆ってジャブローを攻略する。この時期になると、ZZガンダムやハンブラビ・ドライセンなどの上級MSが生産される。
【11ターン】
ティターンズは、不利な状況を打開するためカラバの拠点である北米の攻略を計画、再建したジャミトフ艦隊とバスク艦隊を合流させて、カリフォルニア付近に侵攻させる。これを阻止するため、エウーゴは地上戦力の全てを投入して迎撃。ここにカリフォルニア決戦が勃発。ティターンズはサイコガンダムが撃破されフォウ・ムラサメを失うが、エウーゴはクワトロとヘンケンが戦死し、不利な状況に立たされる。一方宇宙では、ティターンズがグリプス2を建造し、ネオジオンは攻略した二つの宇宙要塞を自軍拠点として整備しつつ、近郊のサイド1を支配下に置く。
【12〜13ターン】
ティターンズはカリフォルニア決戦にかろうじて勝利したものの、残存戦力では北米攻略は難しいものと判断し、ジャブローへと一時撤退する。しかしエウーゴもこれを追撃する状態ではなく、宇宙艦隊からの援軍が必要と判断し、ブライト麾下の宇宙艦隊を大気圏ポイントへと移動させる。これを察知したティターンズは、完成したグリプス2を大気圏へと移動させ、エウーゴの降下作戦の阻止を図る。降下に注意力を奪われたエウーゴはグリプス2の接近を察知できず、コロニーレーザーの洗礼を受けてアポリー・ロベルト・ビーチャを失い、艦隊の3分の1を撃沈される。残った戦力のほとんどを地上に降下させることには成功したものの、この戦闘でエウーゴの宇宙艦隊は事実上壊滅した。一方ネオジオンは、カリフォルニア決戦後の疲弊した地上へ降臨するために、サダラーンを旗艦とするミネバ艦隊をアクシズより発進させる。
【14〜15ターン】
地上での挽回しか手のないエウーゴは、降下させたアーガマを旗艦に全軍をジャブローに向け侵攻開始。しかし、ネオジオンの降下作戦に対応しなければならないティターンズは、エウーゴとの最終決戦を避け、主力艦隊をキリマンジャロに向け移動させる。一方ミネバ艦隊は、ダカールのあるアフリカ大陸降下を狙うが、グリプス2の射程を避けて大気圏突入したため太平洋に降下する。しかしミネバ降臨に呼応しロンメル麾下のジオンアフリカ部隊が蜂起してしまい、ちょうどアフリカに到着したティターンズ主力艦隊に捕捉され、わずかな戦力を残して壊滅。宇宙では、サイド1宙域に進出していたアクシズに向けてグリプス2が移動開始。ティターンズの行動チットが連続して出たため、グリプス2はアクシズ隣接に成功する。コロニーレーザーを発射して、アクシズを陥落させたところで、全員一致でティターンズのサドンデス勝利と判断しゲーム終了となった。
すでに何回ものテストプテイを行っていますが、今回のプレイで改めて思ったのは、このゲームには規定の戦略は無く、常に他の2勢力の動向に注意を払って、いかに適切な行動を選択できるかが重要であることです。逆に言えば、毎回違う展開となり幅広い戦略が取り得るということでしょうか。
現時点でほぼ完成状態ですので、次のイベントで発表できたらいいなぁと思っています。

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