今夜は時間ができたので、行きそびれていた映画を見に行くことに。
初日から一ヶ月ほど遅れての「オペラ座の怪人」。
初回の動員数ランキングでは「オーシャンズ12」に抜かれて2位だったものの、現在は1位をキープしているだけのことあって、割と多くのオーディエンスで席は埋まっていた。
ロンドンのマジェスティックシアターで観覧した私の友人は、「とても寂しい話だよ」なんていってたので、あの有名なタイトル音楽のイメージとどう結ぶつくのか、見当がつかないものだ。
でもって、感想は?というと、しばらくの間、恐ろしいきもちにとりつかれてしまっていた(笑)。なんというか、あの手のゴシックだったり、絢爛豪華な建物は怖くて仕方がない!ベルサイユ宮殿でナポレオンの寝室を見たときもクラクラしてしまったくらいだから(笑)。
富と名誉と血の渦巻く舞台というのは薄気味悪いものだ。
だけど、ストーリーはいたって美しく、キャストも本人が歌っているというからたいしたものだ。
主人公の「クリスティーヌ」、美しくて純粋な少女。彼女は「自分を守ってくれる男性」と「自分を導いてくれる男性」二人の男性の愛にさまよいながら物語は激しく展開。
見様によっては、「この阿婆擦れさんが!」となるけれども、まあ、かわいいから何でもありです、素直で純粋だし、はい(笑)。
いつものポップコーンを片手に見入ったのでありました、もちろんバターがけでね!

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