鉄血はオムニバス構成なのかな(特に二期)と思ってるんだけど、今の戦闘があと2話は続くとしてまだ3話ある。もう一つぐらい短めな話(戦後処理?)ぶっこんでくる?
ヴィダールの2年間(回想)やってくれていいのよ?
キマリスヴィダールが戦闘になかなか出てこなくてそわそわしちゃったけど、
ガエリオ主人公じゃなかった。
次回は『誰が為』。予告はラスタル様。
ちょっと
天然さが入っててかわいかった〜!(現実逃避)
「アイン!!!」なかったねー!
(残念だが
ここぞ!という時にしか呼ばないんだ…ガエちゃん…)
うーん。
ちょい悪(マッキー側) VS ちょい悪(ラスタル様側)
どっちもまあ正義でもないし、めちゃくちゃ悪くもなさそうな戦いであった…。
ラスタル様はさすがの策士(やり方汚いところあるけど、早期の戦争終結には多少の犠牲は仕方ないという考えなんだろうな)。
それにひきかえ、マッキーどうした?(いやこっち
主人公側だから、これで良いのか…)
バエルに乗ったマッキーが段々
新興宗教の教祖さまみたいになってておかしかった。
最後の方の展開、初見で理解できてなかったんですが
まさかジュリエッタが(ラスタル様が命令した)ダインスレイヴに巻き込まれて、し…ぬ…!?(かも)
と顔が引きつってました。無事だ良かった…。
そして次回予告見て、またひぇっっとなりました…
ガエリオ…無事で…!(キマリスヴィダールVSバエルかなこれ)
●ヴィダールの言った「復讐…」とは
今回もガエリオはカルタ様のことを話に出してましたね→
「愛を捧げた女すら道具にした男だ!」
(これ「愛」が「アイン」に聞こえてどきっとするよね〜)
仮面の時、ジュリエッタに
「復讐…」と言ったのは、カルタ様に関すること?
カルタ様がそれを望んでいるか否かは関係なくて、幼なじみで姉のような大切な人が踏みにじられたこと。
ガエリオ、それだけはどうしてもマッキーを許せないんじゃないだろうか?
そういう点はとても(クランク二尉の敵を討つことにこだわった)アインに似ている。
自分にされたことじゃなくて、自分の大切な人に対してされたことでずっとずっと怒ってるんだよ。
ガエリオとアインが短期間で重力のようにひかれあったのも分かる…って食器洗いながら(笑)考えてました。
マッキーの怒りは、自分への理不尽な暴力に対するもので、他人のために怒ってるんじゃないよね?
彼の理想とする世界は自分基準(の高い能力)で成り立ってるだろうから、生まれに関係なく強い者がより上を目指せるだけで、
結局弱者は弱者のままなのでは? 明確なビジョンが見えないんだよね…。
ガエリオは世界規模で考えていたのではなく、セブンスターズに生まれついた者として
「ギャラルホルンの腐敗は許せない、自分達世代が当主になる頃にはもっと公正な組織にしたい」と漠然と思ってたのかなって…。
(これらはマッキーと共に成長・勉学した故に影響された考えだとは思う)
カルタ、マクギリス、そして自分がいずれセブンスターズの当主になる。そうしたらもっとギャラホを変えていける。親友のマクギリスは妹といずれ結婚し、跡継ぎが生まれて…そんな輝かしい未来をガエリオは見てたんだろう。
でも、マッキーには元から輝かしいものなんて存在せず、それに価値を見出すこともできなかった…?
●ガエリオの愛
彼は愛を惜しみなく与えられる人だろうな。家族から愛を与えられてきたから、相手にも与えられる。そしてそれが特別なことだとは、たぶん少しも思ってない。
世の中にはそれができない・分からない人(マクギリスのような)もいるんだとは、一期では気付けなかったんだろうなぁ。
親友だと思ってたマッキーに裏切られ、だけど生き延びて色々と考えるようになり「どうしてこんなことになってしまったんだろう? あいつの真意が知りたい」と2年が経って。
その間、ガンダムヴィダール(アインくん)の調整をし、疑似阿頼耶識の手術を受け、マッキーの行動を観察・考察して…あのエドモントンでマッキーに言われたことを反すうしながら、一応中立の立場でアリアンロッドにいた。
ラスタル様は、最終的にはガエリオがこちら側を選ぶ自信があったんだろう。
ガエリオはどうしてもラスタル様側だから…「人が人を理解することはそう簡単ではない。まして相手が相手だ」ってね、ラスタル様言ってたね。
生まれた時からセブンスターズであるガエリオと、欲しいものを「バエル」と言ったぎゃくたいの痕があるマクギリスでは相いれないと考えている。
ガエリオの目に映る世界はキラキラしているけど、マッキーはずっと色彩のない何もない世界に一人で立っているイメージ。
アインくんはマッキーの世界に近かったんだけど、ガエリオの世界ものぞくことができた。もしかしたら、そこへ住むこともできたかも……時間さえあれば。
(ああ19話………)
(クランク二尉以外には)差別され続けてきたのに、初めて惜しみなく与えられる(お気に入りの部下への)愛を受け取って、アインくんには返せるものが自分自身しかなかった。それでも満足してたと思うんだ…今度こそ上官と一緒に出撃して、守れたんだもの。
(19話………)
ガエリオは生まれた時から与える側の立場で、優秀な部下に正当な評価をする(=専用機を貸す)のは当たり前。それに見合う戦績を残してくれれば良いという軽い気持ちだった。
ただ、アインにはとても大きな意味を持つことで。それにガエリオが気付いたのは、命を差し出されてしまった後だったんだ…。
●
「憎しみは、愛より強い動機づけになる。しかし、人は憎しみによっては生きられないものだ」
(愛蔵版DDS2のP202、フィード教授の台詞)
これは私の好きな台詞なんだけど(憎しみ=怒りとして)マッキーもこれに当てはまるなぁって。
「いつか遠い未来、多くのことがあったけれど、それでも幸せだったと君に思わせてみせる」
これをアルミリアに告げるマッキー、その未来に自分は行く気がない(存在しない)と言ってるように聞こえて。
マッキーの怒りは、底辺から今まで生きてこられた動機づけにはなってるんだろうけど、怒りだけでずっと生き続けていくには限界があるんじゃないか。
ボードウィン家の皆さんは愛をマッキーに伝えてたんだろうけど、それが全く伝わらず、受け取りも拒否されて、悲しかったんじゃないか。
それでもマッキーのことをどうにか理解しよう(向き合おう)としてるように見える。
特にアルミリアは
「あなたを愛してるの…こんなに、ひどいことされてもっ!」だから…。少女に何言わせてるんだこらー!って思うけど。
ガエリオは大人だから、ある程度で見切りつけるかも…(もうつけてる?)。今のガエリオにはアインがいるから…彼の存在を一番大事なものに選択したんだと私は感じてる。
同じこと何回も言ってるけど、
19話のあの言葉で心奪われちゃったんだよ、ガエリオは。アインに。(アインにそのつもりはない)
※アインを一番に応援してる個人の見解です。
(「アインにそのつもりはない」 = 「19話のアインの行動に衝撃を受けた特務三佐(セブンスターズであるボードウィン家の嫡男)が、預かりの部下である自分を何とか助けたいがために人生を狂わせていく…なんて夢にも思わない」
という意味で使っております)
あーもー! 何だかんだ言って、ボードウィン家はマクギリスをすぱっと切り捨てられないんですよ…20年以上?の付き合いで、アルミリアなんて生まれつきマッキーがいたんだぜ。
この世のものとは思えないような美しい悪魔(マッキー)に魅入られちゃった家なんだ…。
※個人的イメージです
●部下(石動)かばうマッキー
え…今回で石動とばいばい…!?かとマジで思いましたよ。
まさかのマッキーが…来た…!(信じられないものを見る目)
一番効果的な場面で部下助けるのをガエリオに見せつけるマッキー…お前な…ほんとな…!
わざとガエリオ怒らせてるように見えるよねー。(やっとイキイキしてきたねマッキー)
それから絶対マッキーは謝らないと思う。
むしろ謝るな。腹立つから。
アインくんを…実験台にした…(怨念)
ガエリオのマッキーに対する怒りは、主にカルタの件(+妹や実家のこと)で、アインについては(最終的に阿頼耶識を決断した)自分のせいだと思ってるから、その件については口にしないんだろうな。
ガエリオ「あの男は君を友とも仲間とも思っていない!」
石動「私はそんな
感傷的な関係を准将に求めてはいない!」
マッキーが「もう友人はいない」などと
時折見せるあの微妙(…)な姿を「感傷的」ととらえてたのかな石動…。
当然ガエリオとアインくんの経緯(阿頼耶識手術)とか、マッキーの言う友人が誰だったかとか、石動は理解してるんでしょ?
「私の願いはただ一つ。准将が創り出す未来を見ることだ。その礎になれるというなら、それは本望というもの!」
石動がここまで言うとは…もっと彼の生い立ちとか分かれば感情移入できる良いキャラになったと思うんだけど、いかんせん尺がな…あとキャラ多すぎでな…。
●マッキーのイメージ変遷
しかし、何故二期は
ぽんこつになっちゃったのマッキー…やっぱりストーリーが流動的だから?
(最初の設定→アインくん数話で出番終わり、ガエリオは一期内で死亡、カルタ様が二期でも活躍、一期ラスボスはクーデリアの異母兄達…だったんだよね?)
自分から仕掛けるのは下手なのかな?
まぁ一期も自ら…というよりは、周りで起きる出来事を利用して、それに上手くのっかってやってきたみたいだし…。
ルックス&声で万能に見えてきちゃう(笑)から、今のおいてきぼり感が強いんだ…そうだ
見た目がトドだったら…!(極端)
いやそれではそもそもファリド家養子になれないし(イズナリオのシュミじゃないだろう)、たぶんカルタから好意寄せられないし、ガエリオからも憧れられない…?
マッキーがあの顔に生まれついたのがそもそもの始まり…傾国だなほんと。
●「私もあなたの息子です」なマッキーの心理とは
息子=あなた(ガルス様)の愛娘の夫→「その愛娘の安否は私の手の内ですよ…?」という脅しととらえることもできる、あの言葉。(マッキーの精神年齢がちゃんと大人な場合)
もし精神年齢がぎゃくたい時=幼少のままだとしたら
「実の息子より俺の方が出来良いし、愛娘も幸せにして、義父上を助けボードウィン家もこの2年支えてきたよ? 何が不満?」って思ってる可能性も…?(怖!)
私は「この期に及んで「私も息子」なんて言えるのすごいなマッキー!」と驚いたんですが(ガエリオ殺したこと、アルミリアにも謝ってないよね?)、マッキーには
家族のつながりや相手を大切に思う気持ちが理解できない(ぎゃくたいされ続けてきたから)という意見を読んで、闇が深い…と思いました。
真っ当な家族関係を築いた経験のないマッキーには「もっと出来のいい代わりがあればそれで良いよね?」ってなるとか…。
エドモントンの事件後、マッキーはガエリオの位置になり代わってるんですよね。
きっとガルス様には頼れる義息子で、嫡男を亡くした心の傷をこの二年で癒してはくれたんだろうよ…。
「でもお前が殺したってんなら話は別だこの野郎!」と普通なら怒鳴るところですが、ボードウィン家の方々は育ちが良いので、怒ってても口汚く罵らない、むしろだまされてたのが悲しい感じで…。
ええぃマッキー、そこ座れ!
マッキーの最近の行動が一期と違い子どもっぽくて(行き当たりばったり?)、過去のぎゃくたいのせいで精神が子どものままだと考えるとせつなくて…でも
アインくんを実験台にしたことは許せんぞ!こらー!ってなります。
●二期への気持ち…
「せめて一発、ガエリオにマッキーを殴らせろーー!!!」と思いながら二期を待ってた私。
(でもガエリオもアインも死んだんだ…と自衛して生きてきた)
ガエリオが2年ほどマッキーの真意を見極めようとしてたのすごいよ…私ならもう絶対に聞く耳持たない。殴る。大切なものを殺され奪われて…。
怒りよりも悲しみが強いように見えたガエリオのあの涙(25話)。
「愛してるの。こんなにひどいことされても…だから私が死ぬの!」と刃を自分に向けたアルミリア。
「私もあなたの息子です」と実子を殺した男に言われ、罵らなかったガルス様。
ボードウィン家、忍耐強いし性格が良い…良すぎる…大丈夫か(心配)。
生まれや育ちのことを言われると、それは本人にはどうしようもないことであり、差別的に思える発言もそう教育されてきた結果なのであって。
恵まれてる狭い世界・価値観の中で生きてきたけど、でもそういうガエリオだからこそ救われた人間もいるわけで…(アインくんね)。
「アインくんの心(差別されてきて干からびた土壌)に種をまいたのがクランク二尉で、水や栄養を与えてくれたのがガエリオ」(フォロワーさんがおっしゃってた言葉)
そうそれ!
ガエリオの元で咲くはずだったんだよ…アインくんは…!
で、マッキーはさ、最初からずっと素直で清らかなままの(自分とは正反対な)ガエリオだったから「生涯ただ一人の友人」になったんでしょ? そういうとこ気に入ってたんでしょ?(と私は思ってる)
友人にはなれても、自分と同じものを見ることはできないから、殺した?
そんな「もういない」と思ってたガエリオが生きて向かってきて、25話で言ってたように生温い感情でなく、怒りをぶつけてきてくれた。
「本当におもしろい男だ」って、テンション上がってるでしょ。ガエリオの目前で石動(部下)助けてあおってるし。
●その他雑感
・
シノとヤマギについての感想はファンの方におまかせします。丁寧でしたね描写…。
シノから放たれたダインスレイヴがそれた瞬間のED曲の入り方がすごくせつなくて好き…その後の叫びも…。ここ、なんでそれたのか最初分からなかった…。ああジュリエッタ…君もがんばった…みんな信じるもののためにがんばった…(ううっ)。
・ザックが秘かな癒しです。(一時期ジャスレイのスパイ?と疑ってたんですが、もうそれはないですかね?)
返事の仕方などちょっと軽いとこ、意外と高スペックで、戦闘に対する真っ当な反応に安心する。
結構良いとこの出らしいけど、火星では若くて高収入!がすごく限られてるだろうから、鉄華団でも整備の方だし大丈夫かな?と気軽に就職しちゃったのかな…生き残ってほしいなぁ。
・ジュリエッタが自分の弱さ(実力)を正しく認識し、口に出せているのを見て成長したなぁと。二期最初の不思議ちゃん?って思ったのが嘘みたいな良い子でな…し、
しなないで…!
・ところで
マッキーが前髪はらって、びしぃっ!とガエリオを指さしてキメポーズとったのは何でですかね…サービスですかね?(視聴者への)

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