[資料1]
◆
『世界』2月号表紙より−
・
特集 2014年総選挙という「空洞」
※「空洞」かどうかは別として、意地でも「
平成26年」とは言いたくなかったのね。というところも賞味したい。
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対談 静かに、しかし歯ぎしりしながら生きていく 山形孝夫×武藤類子
※ごめん、誰?「歯ぎしりしながら生きていく」については後述。
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私は問う−不当なバッシングには屈しない 植村隆
※その前に人の問いかけにちゃんと答えようよ。
札幌で『週刊文春』の記者見たら脱兎の如く逃げたって、どこのAKBだよ。
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新連載 解題『吉田証言』福島第一原発事故を考える会
※なにげに「好評連載『韓国からの通信』」って今も続いてたら凄いだろうな。
[資料2]
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辺見庸・佐高信『絶望という抵抗』(金曜日)−
※このタイトルが、前述の「歯ぎしりしながら生きていく」に通ずる。
以下、腰巻きの文句−
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侵略の歴史の無化。
※なかったことをあったように言って貶めるのはよせと言ってるのであって、あったことまで全部なかったとは言っていない。って、
ネタにマジレスだせえな俺。
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軍事国家への爆走と
※ISIS人質事件を奇貨として安倍は自衛隊を強化するつもりだって、こないだ
韓国の新聞に書いてあったけど、それのことかな。
・
迫りくる戦争。
※うんうん、こっちが始めるばかりじゃないもんな。相手があるもんな、いくさは。
・
人間が侮辱される社会……。
※「俺が侮辱される社会」ならば、こないだまであった「政権」下でこってり味わった。世の中は回り番なんだろう。気持ちはわかる。
※この本は
ジュンク堂の「新刊・話題書」のコーナーにあった。だから
どこかですごく話題になってる新刊なんだと思う。その隣に大前研一の本があって、腰巻きに
・常識を持ちなさい!
って書いてあった。ビジネスブレイクスルー大学の大学院の許可取り消した文科省には常識がなかったと言いたいのかもしれないな。
[本題]
さて、上記↑のようなことを
今でも真顔で言ったり心から信じたりする人があるものだろうか、とお疑いの、
そんな貴兄に。
世界は広いのです。
知り合いのカトリックのシスター(
「あきた女性九条の会」のメンバー)がある行事の冒頭の挨拶で仰った台詞をここに御紹介しましょう。
「皆様新年あけましておめでとうございます…と言いたいのですが、
めでたくありません。復興は遅れているし、いのちを大切にしない政治(安倍政権のこと)が続いているからです」
※この人とその周辺、民主党政権下では「景気が悪くて困ったものだ。これも自民党政治の負の遺産だ」と言っていた。ところが安倍政権になって景気が回復してきたら、「景気が良ければいいというものではない。いのちガーくらしガー女性の尊厳ガー平和ガー沖縄ガー憲法九条ガー」と言い始めた。あと、民主党政権下では、「いちいち批判ばかりする野党(自民党)には憤りを覚える。なぜ協力し支えてともに難局にあたれないのか」と言っていたが、安倍政権になったら「自民党は野党の声に謙虚に耳を傾けるべき。野党は厳しく監視し追及して当然」と言うようになった。うーん、
どっちだんねん。
※ちなみに上記の挨拶の後に引用された
聖句は−
「…互いに忍び合い、
責めるべきことがあっても、赦し合いなさい…」
(コロサイの信徒への手紙 3章12〜16節)

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