2021/9/7

基板の補修  プロオーディオ

 古いアンプ基板などのコンデンサーを交換(RECAP)することで、音質が改善されることは良く知られています。ディスクリートのアナログ基板となると凡そ20年以上は経過しているので、出来るならRECAPしたいものです。
 RECAPするとなると古いコンデンサーを取り外し、新しい物(オーディオ用をお勧めします)を半田付けするのですが、取り外す時に半田吸い取り機で、プリント基板のランド(素子の足を止める丸いプリント)が剝がれてしまう事が有ります。気が付かずに新しいコンデンサーを付けると、足の部分だけに半田がのってプリント回路に接触せず、信号が断になってしまいます。そこで「基板の補修」が必要になります。特に立体プリントのホールスルー基板だと半田を吸い取るのに時間がかかり、プリントも細かいので見逃してしまう事が多々有ります。
 RECAP前は普通に動いていたのにRECAPしたら音が出ない・・!なんて時は疑てみて下さい。

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2021/8/22

T1802  プロオーディオ

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 「MARINAIR T1802」をケースに納めました。大振りのトランスなので、ケースも大き目です。入力コネクターはXLR/TRSのコンボタイプを使ってみました。
 改めて音質をチェックしてみましたが、上から下までとても音域が広くフラットで、音像に立体感を感じます。<510Ω:600Ω>のユニティーゲインとの事で、伝送系のアイソレーション用に使われていたのでしょうか?
 どちらにしても「大きくて重いトランスは・・・」の格言は間違っていないようです。

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2021/8/13

最後に・・  プロオーディオ

 この際徹底的に比較してみました。ご存じMARINAIRの「T1452」です。T1452はL31267と互換で、オールドNEVEの前期に使われています。特に今回の黒塗装バージョンは貴重品かと思われます。

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 さて肝心の音ですが、L31267がフラットな特性に対しT1452は中音域に特徴が有り、全体の厚みが増した感じです。多分f特を測定したらL31267の方が優等生かと思いますが、T1452の立体感のある音は何とも心地よいです!f特だけを取ったら国産のT社製が一番かもしれませんが、アタック・リリース・ダンピング等諸々のファクターを兼ね備えた上での全体像なので、一概に測定値だけでは判断出来ないものです。
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2021/8/2

トランス対決 続編  プロオーディオ

 「ST.IVES L31267」でトランスBOXを作ってみました。言わずと知れた、オールドNEVEのラインインプット用トランスですね。このトランスNEVEでは1次側10kΩ/2次側2、4kΩで使われていますが、このまま使うと6dBゲインをロスするため、1次側をパラ接続の2,4kΩとしてユニティーゲインとしました。
 早速音を通してみると、予想外(?)にフラットなイメージです。(LUNDAHLのような音の変化は有りません)しかし音域は上下とも伸びていて、低音域のベースの胴鳴りや高音域の金物類がとても気持ちよく聞こえます。しばらくお気に入りの曲を聞いていたのですが、音はフラットなのに何故か音楽がまとまって聞こえる事に気が付きました。(1ランク完成度が上がった感じです、理由は分らないのですが?)これがNEVEサウンドの源になっているのでしょうか?これぞ『王道!』と言う感じです。

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2021/7/11

NEVE33114入出力アダプター  プロオーディオ

 「NEVE33114」モジュールをラッキングしようと思ったのですが、なかなか良いケースが見つからないので、「ELCO7024」コネクターを使って入出力アダプターを作ってみました。
 MICとLINEの入力コネクター(XLR3‐11C)に出力コネクター(XLR3−12C)、電源コネクター(XLR4-12C)を接続して、PRE/POST EQのインサートポイントをジャンプします。
外付けの電源BOX(ファントム電源SW付き)も新たに製作しました。

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2021/6/23

トランス直接対決!  プロオーディオ

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 今までトランスの特性(音色)評価については、アンプ製作の中でトータルの評価をしてきましたが、先日紹介したSTUDER製トランスB0X製作で、トランス自体の特性を知ることが出来ました。そこで今回は手持ちのトランスの中で<LUNDAHL LL1518>と<MARINAIR T1802>を引っ張り出し、直接音の比較をしてみようと思います。<LUNDAHL LL1518>はスウェーデン製のトランスで中々人気が有り、大分前に入手したのですが全く音を聞いていません。<MARINAIR T1802>はちょっと曲者で、ご覧の通り図体がでかく、初めは電源トランスかと思ってしまいました。以前ブログでも紹介しましたが、NEVEに使われていた物ではないようです。LL1518はケースに納めましたが、T1802は裸のままで失礼いたします。比較の方法はCD音源をトランスB0Xに通し、繋ぎ変えながら自慢のヘッドホンアンプとバランス回路化CD900で比較試聴します。
 STUDER製トランスについては、先に紹介したので省略しますが、中低音域の押し出しとPOPな感じが特徴です。
 

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 次にLL1518ですが、聞いた途端にビックリです!こんなに音の表現が変わるのでしょうか?中高音域が伸びて、音源全体が明るさを増しました。初めてLUNDAHLの音を聞きましたが、独特の個性を表現していると思います。その反面トランス挿入による低音域のエネルギー感は控え目です。

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 最後に大御所T1802の登場ですが、やはり頭一つ抜けています。丁度STUDERとLUNDAHLの良いとこ取りと言う感じでしょうか。中低音域の勢いがあり、かつ高音域も伸びています。
 またT1802を抜き差ししてトランス無しの状態と比較しましたが、音の広がりがトランス無しは2次元の平面的な広がりに対し、T1802を入れることで音が前に出て立体的に聞こえます。これから我が家のモニタリング環境はこの組み合わせで決まりです!
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2021/6/16

ELCO7024  プロオーディオ

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 「ELCO7024」と聞いて察しが付く人は、結構なマニアですね。オールドNEVEの5000番台コンソールの、33114や33115などのインプットモジュールに用いられていたカードエッジコネクターです。昨今モジュール自体も希少価値が高いのですが、それと同じくらいELCO7024も市場には出回りません。
 今回アメリカのE−BAYで幸運にも落札でき、商品が届きました。今まではコネクターが無かったので、モジュール側のコネクター(オス座)に直接はんだ付けしていたのですが、これで問題が解決しました。33114をラックマウントしようかと思います。
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2021/5/31

STUDER トランスBOX  プロオーディオ

 STUDER928のグループモジュールに使われていた出力トランスを用いて、トランスBOXを作ってみました。単純にトランスの入出力にXLRを繋いだだけですが、どんな音になるのか楽しみです。トランス自体のスペックは不明ですが、ミキサーの取説では600Ωトランスバランス出力とあるので、2次側インピーダンスは600Ωのようです。1次側に1kHz信号を入力すると2次側で−3dB程の電圧比が有るので、1次側は1.2kΩ位でしょうか?早速音源を通してみました。
 私個人のSTUDERに対するイメージは、NEVEのような派手さは無くフラットな、どちらかと言えばSSLの4000G以降(ノントランス)を連想してしまいます。しかし実際に音を通してみると、思いのほか低中音域に勢いが有り、アタック、ダンピングも効いてPOPな仕上がりになっています。一般的にトランスを通すと低中音域の厚みが増すものですが、POPな感じが中々イケてます。(古い言い方ですね!)

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2021/4/22

シルク印刷  いろいろ

 今まで機器ケースのフロントパネルなどの銘板は、透明のカッティングシートにプリンターで印刷して貼り付けていました。ただし問題なのが黒地のパネルなのですが、プリンターでは白字を印刷できないので、昔ながらのテプラを使ってきました。大昔はインスタントレタリングなどの転写シールも有ったのですが、すでに生産中止になっています。
 そこで今風にシルク印刷にチャレンジしてみました。お金を払えばプロが奇麗に仕上げてくれますがそれでは面白くないので、最近巷で売られているTシャツプリントの材料でトライしてみました。簡単に行程を説明すると、PCで図案を作り透明なOHP用紙に印刷します。感光材の塗ってあるシルクスクリーンとOHPの図案を密着させ紫外線で感光、感光されなかった図案の部分を水で洗い落とせば原版の完成です。感光に要する時間など調整は必要ですが、ここまではそれほど難しい作業ではありません。この後原版をパネルに密着させ専用インクを上からなぞるのですが、今回使用した艶消し黒のパネルは表面がざらついているのでどうしてもインクが滲んでしまいます。120番のシルクスクリーン(実際はポリエステル製だそうです)を使用しましたが、Tシャツの図案と違いパネルの銘板は図案や文字が細かいので、プロの場合はステンレス製等を使ているようです。職人さんのやることは、中々奥深い物があります。

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2021/3/28

STUDER 928 C  プロオーディオ

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 928がケースに納まりました。電源と一体化しましたが、S/Nも問題なさそうです。現在ロングランテスト中、音はSTUDER伝統の芯は持ちつつ伸びのある音色です。EQもHPFに4ポイントで、MHとMLはQカーブの変更も出来ます。自照式スイッチも点灯するので、なかなかお洒落です。

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