2007/5/31

NEVE 33314/33114  プロオーディオ

NEVEと言えば、ミキサー以外にもリミッター・コンプレッサーが有名です。現行機種でもある33609は型番をC,Jなどと変えながら、もう何十年も変わらぬ人気を維持しています。もちろんミキサー同様にトランスの変更や、内部回路のIC化などマイナーチェンジが施されています。NEVEにはこれ以前にも2254などのビンテージコンプがありますが、見たことは有っても使ったことは無いので、なんともコメントは出来ません。しかし33609には、新旧型ともに長い間お世話になりました。33609の良さはとにかく自然な掛り具合で、深くGRされていても気がつかないほどです。リミッターとコンプレッサーが独立していますが、個人的にはリミッターが好きです。コンプレッサーももちろん良いのですが、あまりにも音が自然な為、意識的にコンプで潰して音を創る向きには使いづらいです。70年代まではこのような音の変わらないコンプが重宝されていたましたが、それ以降の音楽環境の変化で、コンプは潰して音を創るイフェクターになり、レコーディング業界ではUREIやDBXなどが好んで使われてきました。一方放送業界では、電波法の絡みから音声信号の過大入力によるオーバーモジュレーションを防ぐ為には、最終送出段に33609のリミッターがもってこいでした。最近では放送のデジタル化によりアナログ時代の心配は無くなり、33609も後から登場したORBANなどのオーディオプロセッサーにその座を譲ることになります。

 この名機33609を放送用ミキサーの35mmモジュールに内臓したものが33314(33114と混同しないように!)で、見た目は形も大きさも違うので別物に見えます。しかし中身はBA475と言うマザーボードを用いた全くの双子です。唯一違うのは33609に有るアタックタイム(fast、slow)の切り替えスイッチが33314に無いことですが、もちろん同じボードを用いているので、追加改造は可能です。この33314と、まぎらわしいHAモジュールの33114が幸運にも手に入ったので、組み合わせて5000シリーズのユニットをアウトボード化してみました。NEVEのモジュールはそれぞれがトランス入出力で完結していて、電源も24V単一と言うこともあり、コネクターのピンアサインさえ判っていれば、簡単に組み合わせることができます。結果はご想像通りの素晴らしいNEVEサウンドで、我が家(私だけ・・?)の家宝になりました!! クリックすると元のサイズで表示します
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