2007/9/1

API/JH990 ディスクリートマイクプリアンプ A  プロオーディオ

 電源トランスの位置を動かしてノイズの低い位置を探したのですが、良い位置ではケースに収まらなくなってしまいました。いっその事別電源にしようかと思ったのですが、ノイズが入力部に飛び込んでいることを考えて、発想を転換して入力トランスを変えてみました。手ごろなマイク入力トランスが無かったのですが、オールドNEVEに使われていたSt.ives31267が手元にありました。31267はライントランスなのですが、外国のWEBサイトで読んだ、1次側と2次側を逆に使うとマイクトランスになると言う記事を思い出しました。トランスはコアにコイルを巻いた物なので、1次側と2次側を逆にしても別に問題は無いはずです。トランスのデータからパラ接続で、600Ω:2.4kΩのインピーダンスで6dB昇圧します。これはSt.ivesのマイクトランス10468(1.2K:4.8k)の6dB昇圧と一致します。
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 試しにJensenのマイクトランスと変えてみたところ、ノイズレベルがだいぶ下がりました!内部のコイルを巻いている方向とシールドの違いが有るのかもしれません。その後筐体アースを落とす位置や、ケーブルのはわせ方を工夫して何とか納得できるところまで追い込めました。それでも電源トランスは少し(10度位?)傾いています。
 肝心の音色ですが、苦労した甲斐もありとてもクリアな音です。私自身のマイクプリアンプの音色志向はNEVEの1272(A級アンプのBA283)あたりにあるのですが、ディスクリートと言えどもAB級では難しいようです。しかしA級アンプの「暗い・・?」イメージに比べ、明るい音は今風の音楽シーンにはマッチすると思います。高域が伸び低域は締まっていて、非常にフラットな音色です。例えて言えば、SM58を繋ぐとEQされた後のひと皮剥けた音が出てくる感じです。
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