2008/1/13

ファントム電源  プロオーディオ

 マイクアンプを作るときに、必ず必要になるのがファントム電源です。コンデンサーマイクを使うには、バランス回路の2,3番線(ホット、コールド)とシールドの間にDC48Vの電圧をかけなければなりません。このDC48Vを作るのが意外と難問です。通常のアンプ回路の電源は、DC+24V位(NEVE、TELEFUNKEN等)かDC±18V位(SSL、API等)で動作します。これらの電源は使用頻度が多いので、制御用のレギュレーターは多数作られています。しかし+48Vを作る電源用素子は案外少ないのです。
 私の知る限りでDC48Vを作るには、
@AC100VをトランスでAC50V位に降圧し、整流して3端子レギュレーターでDC48Vに安定化する。
Aアンプ用の交流電源(AC24、15V等)をコッククロフト・ウォルトン回路でAC50V位に昇圧して、整流、レギュレーターでDC48Vに安定化する。
BDC48Vのスイッチング電源を使う。
の3種類の方法が考えられます。それぞれ一長一短はあるので、状況により使い分けています。これ以外にDC−DCコンバーターを使う方法が有りますが、直接48Vを作るコンバーターが無い為(12−24−48Vと昇圧する方法はありますが)、あまり用いません。
 そんな時おもしろいICが有ることを知りました。LINER TECHNOLOGY社の「LT1170」と言うIC(DC−DCコンバーター)です。5端子のレギュレーターで、数点の外部素子を加えることで簡単にDC60V位まで昇圧してくれます。お値段は1個1000円以上するのですが、面白そうなので実験用に購入してみました。うまく使えればファントム電源以外にも、今まで作ってみたいと思っていた外録用の電池駆動アンプに使えるかもしれません。
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