ある土曜日の昼間。
前回も挑戦した、子ども達の大作
今日もジェットコースターを作ろうと励む子ども達
前に作った時に、レールをつなげたら、
すぐに木で作ったレールがずれてしまい、
ひっくり返りそうになる子も
その失敗をもとに考えて出たのは、
斜面に溝を掘ってレールにしよう
ナイスアイディア
スコップでレールの溝を間隔あわせて
地面に掘っていって…完成
いざ試乗

乗ってみると…
あれ…動かない
なんで〜!!
ふと台車のタイヤを見ると、
泥がこびりついてタイヤがまわらない!
そう、掘りやすくするために、レールの部分
に水をしみこませていたのです

あぁあぁあぁぁぁぁ



頭を抱えて諦めるのか…

と思いきや、
この失敗が彼らのやりたい気持ちをわき起こす

『後ろから勢いよく台車を押そう

』
『もっと掘って、泥をなくそう!

』
『レールで掘ったところに木材を敷けば、滑るかもしれない

』
子ども達の発想と、話し合いでどんどん作りかえられて…
最後は、来ていた子達に『おもしろい


』と言わせるほど、
楽しいジェットコースター遊具が出来ました
『ハムのお墨付きももらったよ

やのんも乗って!

おもしろいのができたよ

』と嬉しそうな笑顔を見せてくれました

前回の失敗があり、今回も壁にぶち当たり…
それでも、どうやったら乗り越えられるか考えて試行錯誤する
子ども達の強さに感心でした
それだけ、ジェットコースターを作りたい
想いが強かったのでしょうね

遊びの中から生まれるやりたい気持ちが、
彼らの力になってくれるのでしょう
今の世の中繰り返し失敗する経験ができる環境って
なかなかありません。
こうして遊びの中で安心して失敗出来る経験が、
これから壁にぶち当たったときに、そこを乗り越える力に
なっていくんじゃないかなと思っています。
出来た時の笑顔は何物にも代えられない、
彼らの宝物ですね

こちらまで嬉しさが伝わってきましたよ!

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