測定後の使用不可部品。
オイルが真っ黒だった右フロントのプレートはキャビテーションを起していたらしく、黒く変色。ほとんどを新品に交換。
組み付けはシリンダーにガス室とオイル室を仕切るフリーピストンの組み付けから始める。
OHされたピストン&ロッド。
余談だが、ファントムに入ったOH品でプレートの組み間違いしていた未OH製品もあったとか・・・・。そこのN1ダンパー愛用者、是非
ファントムでOHすることをオススメする。
シリンダーにオイルを入れ、ピストンを挿入して上下運動。
これは、各隙間に残っているエア抜きをする為。
更にシリンダー内を負圧にして完全エア抜きを施す。
エア抜き後、適量オイルを入れるためにピストン位置を決める。
オイルを目一杯注ぐ。
上蓋を押し込み・・・・
Cリングで固定。
裏側から注射針を使って窒素ガスを16kで封入して完成!
A.P.ENGINEERINGによると、このN1ダンパーは静岡の峠を走る為にリセッティングしたものであることが判明。ストリート仕様を更に動くように減衰力を下げてOHされているとのこと。益々仕上がりが楽しみである。
2000年にBNR32で峠を攻めてた輩は、今も居るのか?
合間に社長が32を試乗。
エンジントルク、足廻り共に合格点を貰う。
チューニングの方向性は◎であった。


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