2012/9/18

アユ・達人との出会い2  釣り

今日はアユ名人から教えてもらったことを書きたいと思います.

釣りに全く興味のない方には伝えられるかどうかわかりませんが・・・

とにかく,魚を釣りに行って,これが本当に「目からウロコ」という経験だったことは確かなので.

まず,謎だった,ひもを使って教えてくれることとは.

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教えてくれている様子としては,こんな感じで地味なものですが,これは
ずっと釣りをしてきて全然わかっていなかったことをほんの数分で教えてくれているところです.

黒いひもを持って水中に沈んでいるのがおとりの鮎だとすると,上にあるひもの位置や水中のふかし具合(ひものたるみ具合)によって,どれくらい水中で感じる抵抗感が違うのか.

本当に全然違うんですよ〜◎o◎汗

つまり,下手な人が竿先でコントロールしようとすると,水中のアユにはとんでもない抵抗がかかって,どんどん弱っていく,ということになるわけで.

やまめたちの釣りはまさしく,そんなことばかりしていたというわけです.

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高松さんはアユの習性も教えてくれました.

川の表面,中層,下層に分けて,それぞれの場所に泳がせるとどんなことになるのか,石のどんなところにアユがついて,野アユに気づかせるにはどうしたらいいか.

そして,忙しいにもかかわらず,実際に釣っている様子を見て,にわかレッスンまでしてくださることに・・・

もう,豪快に笑うその声とともに,強面のおじさんから,男気あふれる哀川翔のアニキに見えてきました.

高松さん曰く,女性は男性に比べて辛抱が足りないそうで,アユが自分で泳ぎ出すことを待てずに,自分の行かせたい方にひっぱってしまい,必ず弱らせてしまうのだそうです.

そして,やまめたちもまた例外ではなく・・・

せっかくいただいたおとりもまったく働かせることが出来ず,野アユにおびえ,誰にも追われない楽な中層だけを泳ぐようになってしまい,コントロールも効かなくなって・・・

「これは,あなたが三時間かけておとりのアユに学習させてしまったんですよ」

そう言われたとき,何となく,犬の調教や子育てに失敗したような敗北感を感じてしまいました

それでも,仕掛けを変えて,おとりのアユと野アユがどんな感じで水中で戯れるのか,観察させてくれたり,仕掛けについて教えてくれたり,ものすごく親切に面倒を見てくれるのでどうにか一尾釣りたい・・・と,お昼も食べずに頑張り続けました.

鮎釣りは天候(短期,長期),川の状態(水温,水量,苔,石,流れ),アユの性質(湖産,海産),個体の状態,色々な条件が複合的に重なり合っている釣りなので,今日釣れたからといって明日釣れるかどうかわからず,来週良い釣りになるかも知れないし,全然ダメかも知れない.

釣りの中で一番難しく,だからこそ楽しい釣りだと噛んで含めるように言われている時,今日はもうだめかもね・・・と言われているような気がしていました.

だんだん悲しい気持ちになっていると,

「この川で魚釣れることを体験して欲しいから,待っていてください.おとりをとってきますから.」

と,高松さん自身が釣りに出かけていきました.

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そして夕方,偏光グラスをしていると,ものが見えにくいなぁ・・・と感じる頃に戻ってきて,ふたりに2尾ずつ,この野アユなら釣れるから,やってみてと.
本当に名人は有言実行なんだなぁと,感動.

それで友人は続けて2尾ゲット.

やまめは,そうそう簡単に今までの悪癖は直せず,思うように泳いでもらえず,今更ながら難しさを体験していたのですが,2尾目に取り替えて,高松さんが民宿に帰りかかった頃,ガツンとアユがかかって,竿がグイーーーっと曲がりました.

釣れましたぁーーと,叫ぶと,

ガハハハハハァーーーッと,豪快に笑って,

良かったね〜と言ってもらえたのでした.

結局暗くなって民宿に戻ると待っていたかのように仲間の人たちと「じゃあまた」といって帰っていった高松さん.

これが男気というものか〜ハート

格好良い人でした.

年間120日川に入って釣りをしながらアユの習性や川の流れを研究していたそうですが,とことん極めたからこそ,人にも理論的に教えられるんだなぁと思いました.

考えながらやる事って大切です.が,間違った方向で考えていたら,いつまで経っても上達しないということも実際あるわけで・・・・

うまくいかないと何故ダメなのか考えるはず,ですが,意外と人は思いこみを捨てられないようです.

自分自身で極める人もいれば,何か方向性を示してもらってそれに向けて頑張る人もいるんだなぁ・・・と思いました.

自身が太陽のように輝けるわけではないけれど,「出会い」という縁も,望んで得られるものではないですよね.

貴重な経験をさせてもらいました.

来年の釣りが楽しみです

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