21日に行われた「アライグマ被害緊急調査」の報告です。この日は6名が参加しましたが、前の週の半ばから引き続いて気温が低く、14日のように盛んに活動しているアカガエル類は確認できませんでした。
しかし前回被害のあった谷戸を中心に、アライグマの食害にあったと考えられる死体(P.Delias)が次々発見され、その数は20個体。結局、14日に見つかったのと同じだけの数が確認されました。なかには、泥を掘り返してなかに潜っていたカエルを捕まえたと考えられる例もありました。
すばしこいカエルですらこんな有様ですから、動きが遅いトウキョウサンショウウオではひとたまりもないでしょう。すでに産卵が始まっているので非常に心配です。
また、こことは離れた拠点施設付近でも足跡(P.Delias)を見つけました。地元でアライグマ駆除をやっている方の話では、以前に横沢入の入口あたりから三内にかけてを行動圏にしていた個体がいるのは、電波発信器の追跡で確認しているそうです(この個体はすでに捕殺済み)。おそらく撮影されたものと別個体も侵入していることは確かなようです。
西多摩自然フォーラムでは、
横沢入里山保全地域の管理責任者である東京都環境局に対して、早急な対応を求めることを考えていますので、今後の展開にご注目ください。
ニュースが多過ぎて鮮度が落ちそうなのでi-g-aさんの鳥リストを紹介しておきます。
●2月14日の鳥
コジュケイ、コゲラ、アオゲラ、ノスリ、トビ、ハシブトガラス、カケス、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ルリビタキ、モズ、ミソサザイ、シジュウカラ、ヒガラ、ツグミ、トラツグミ、カシラダカ、ホオジロ、ベニマシコ、メジロ、アオジ、ガビチョウ。
●2月21日の鳥
キジ、コジュケイ、キジバト、コゲラ、アオゲラ、
ダイサギ、ハシブトガラス、
ノスリ(P.ひかりもの)、トビ、カケス、ガビチョウ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ウグイス、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ツグミ、ジョウビタキ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、マヒワ、ベニマシコ。ダイサギは昨年の鳥リストに記録のないニューフェイス。
●2月24日の早朝から午前中にかけて、サーバーメンテナンスのためブログの閲覧や掲示板へのカキコミができないようです。
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