5月17日、横沢入を象徴する昆虫であるヤマトセンブリ(詳しくは
「ヤマトセンブリ物語」参照)の卵塊調査が行なわれました。今年は、発生が遅れていたため、調査日を例年より10日ぐらい遅く設定したのですが、湿生植物が大きく生長していて、既に孵化した卵塊もあり、画像上のようにヨシをかき分けての調査は難航しました。
それでも、11名という昨年の倍以上の参加者があったおかげで、調査は無事終了。こうした調査は、やはり人の目が多いほど効率がいいし精度も上がります。世の中には、多くの人を募っての調査によって生物についての情報が知れ渡るようになると、自分たちのフィールドが「荒らされる」と危惧する向きもあるようですが、これだけ情報が飛び交っている時代に、隠すことによって守ろうとするのは無理があるのではないでしょうか。あ、原発じゃなくて生物のことですけどね。もちろん、西多摩自然フォーラムも、情報を無制限に公開しているわけではありません。(P.Delias)
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