「これからの催し」にもあるように、4月18日(土)に横沢入でヤマトセンブリ
Sialis yamatoensis(P.Spider-k)の調査が行われます。センブリと言っても民間薬で使われる苦さで有名な植物ではなく、夏の灯火などによく飛んで来るヘビトンボの仲間。前翅の長さがわずか8〜14mmのこんな虫に、なぜみんな夢中になるのかというと、実はドラマチックな物語が隠されているのです。
ヤマトセンブリは日本の固有種で本州だけに分布し、かつては東京・新潟・愛知・京都・大阪で採集されています。しかし1957年に京都で見つかって以来、しばらく記録が途絶えてしまい「絶滅したのではないか」とも考えられていました。産地がいずれも平地で湧き水のある低湿地や池だったために、開発で生息環境が破壊されてしまったようです。
ところが1994年4月、西多摩自然フォーラムが開催した観察会で日本蜻蛉学会の須田真一さんが1頭のセンブリを捕まえました。付近の丘陵で見かけるネグロセンブリとは明らかに違う種類。実はこれが37年ぶりに再発見されたヤマトセンブリだったのです。(つづく)
4月12日の横沢入の鳥
コジュケイ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、アマツバメ、フクロウ、キジバト、トビ、ノスリ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キレンジャク、ツグミ、シロハラ、ミソサザイ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、エナガ、ツバメ、キクイタダキ、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、ガビチョウ、セグロセキレイ、マヒワ、カワラヒワ、イカル、ウソ、アオジ、ホオジロ。(13日)キジ。(i-g-a)
並べ方が嫌味なのはyamakajiの趣味です(笑)。
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