●ネコハエトリ<ハエトリグモ科>
ハエトリグモ科は、クモの中でもずば抜けて視力と跳躍力が発達していて、獲物を眼で追って狙いを定め、跳び付いて捕らえます。
とにかく、やたらピョンピョン跳び回ったり、辺りをキョロキョロ見回したり、人の方に顔を向けて見つめたり、なかなか愛嬌の有る仕草をします。
『ネコハエトリ』は庭や公園から草原・山まで最も普通に見られる種です。ただ、
♂成体(画像右)については、4月下旬〜5月上旬がピークで、その時期を外すと殆ど見られません。
神奈川や千葉など関東の一部の沿岸地域では、この♂同士を相撲のように対戦させる遊びが有り、「ホンチ」と呼ばれて親しまれて来たようです。先日の横沢入クモ調査でも、この相撲遊びをやって皆で見て盛り上がっていました。ただ、人だかりが凄くて私は全く見れなかったのですが…。
むかし撮った動画は→こちら
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