12日の調査会については、早くもどどーんとクモの仮リストが掲示板に来ていますが、偏らないように(今でも十分偏っていますが)Deliasさんからのカエルレポートをお伝えします。
「今年産まれのカエル達の変態・上陸が始まっています。シュレーゲルアオガエルは今が変態・上陸の盛りで、水田周辺の草むらや樹木の葉上でたくさん確認できました。ニホンアカガエルは、既に3〜4cmまで生長し、畦を歩くと、たくさん飛び出してきます。ヤマアカは、樹林地に移動したのでしょうか?確認できませんでした。アズマヒキも2〜3cmに生長していました。
トウキョウダルマガエルを観察できなかったことが気になりますが、カエルが増えてきたことを実感します。
写真はシュレーゲル上陸幼体(Delias)」
ところで、カエルと言えばやっぱりこいつを忘れる訳にはいきません。横沢入でもよく見かける、日本のカエル食いヘビの代表・ヤマカガシです。なにしろ毒腺をもつヒキガエルすら食べてしまうほど。奥歯には死亡例もある出血毒を出すデュベルノワ腺をもつことは、ようやく一般にも知られてきました。首にも毒腺があり、身に危険がせまるとこの部分を平らにふくらませて威嚇します。体色は地方によって別種に見えるほど違います。(P.Delias)
こちらは幼蛇。目が大きくてかわいく、カラーリングも親より鮮やかです。今ごろは上陸したばかりの子ガエルをばくばく食べて成長していることでしょう。ちなみにヤマカガシはヘビのなかでも燃費が悪いようで、yamakajiが以前飼っていた時にもアオダイショウやシマヘビと同じ頻度の給餌では栄養不足で死なせてしまいました。(P.i-g-a)
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