地区予選に比べ、いざ本戦となったら別人のようなチームになった。本日戦った橘学苑は服部らがいた2011年夏に初戦敗退したことが記憶に新しいだろう。私はあの時のリベンジを果たして欲しいと強く願っていた。だが、それは見事に打ち砕かれた。打線が左投手に翻弄され全く機能していない。あれだけ良かった守備も後半になって崩れてしまっていた。後半に入って点の取り合いになり、延長戦に突入し、両軍無得点の回もあったが14回表に遂に犠飛で点を許し裏に得点できずに4-5で敗退してしまった。唯一良かった点は途中で代打で出てきた長橋がHRや適時打を放ち活躍していたことがせめてもの救いである。
だが、ここでがっかりし諦めてはいられないのが現状である。49年前の甲子園初出場チームと12年前の給前らがいた甲子園出場チームが秋に初戦敗退している。そして、このチームも秘めた力を持っているはずである。だからこれからどうなるかは全くわからない。それが高校野球である。それを我々応援する側は理解するより他はない。