今日、向かいの大型店前で事故があった。
ウチの前の幹線道路は、緩いカーブで更に緩い坂道になっている。
大した事ない道なのだが、たまに事故がある。
今日の事故は、その大型店の駐車場に入れようとしてハンドルを切り損ねた上、アクセルとブレーキを踏み間違えたようだった。
事故の音というのは、独特なので、すぐわかる。
「わ!絶対事故だ!」と一番に店を飛び出したのはもちろん私だが、すぐに近所の人々がわらわらと集まってくる。不思議なのは、絶対事故の様子を見に来たにちがいないくせに、そうじゃない風を装っているヒトが多いことだ。例えばイヌの散歩とか。昼間の2時過ぎに散歩は不自然だ。
実はウチの店の駐車場でも2回ほど事故があった。
2回とも今日と原因は同じ。
アクセルとブレーキの踏み間違えだ。
おばさんがテラスのコンクリートにぶつけた時のことだが、まずゆっくり頭から駐車場に入って来た。そしてその後、なぜかスピードが上がり「ゴン!」。その瞬間を見ていた私は、不思議だった。ぶつけた!と思ったおばさんは顔を上げたまま、更にもう一度踏み込んだのだ。
若い女の子がぶつけた時も同じだった。ゆっくり入って来てスピードアップして「ゴン!」。この時はエアバックが膨らんでしまい、運転していた子がえらい衝撃を受けていた。
おばさんの時も女の子の時も、話を聞くと、その瞬間のことを「思い出せない」と言っていた。普通に運転して来て停めようとしたまでは覚えているのだが、次はもうエアバッグに挟まっていた、と言うのだ。
どちらも本人にはケガがなく大した事にならなくてよかったのだが、それは私が部外者だからであろう。本人的には今年のショックな出来事NO1にちがいない。声をかけても、何度も同じことを言うばかりで、何も考えられないようだった。
今日のドライバーも女の人だったが、見ていると同じ話を繰り返しているようだった。同じ手振りを何回も繰り返す。
なぜウチの近辺ではアクセルとブレーキの踏み間違えが多いのか。
私も一度停めた状態で、「はて・・」とどちらかわからなくなってしまったことがあった。右側か?左側か?とりあえず踏んだところ「ブオオオオオオン!」と思いっきり空ぶかししてしまったので、こっちがアクセルだな、と再確認した次第だ。
踏み間違えのオーラがウチの近辺に漂っているのだろうか?
ちぇじう氏の母君に言わせれば「悪い波動」が来ているのか?
そして、どの瞬間もきちんと覚えているような運転をみなさん、心がけましょう。愛知県交通安全協会です。

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